広島市在住のアコーディオン・オカリナ奏者、野口美紀さんの「森のプラネタリウムコンサート」が14日、広島市西区民文化センター・スタジオであった。 野口さんが7月に発売したオリジナルの物語と音楽の絵本CD「キノコ!きのこ!キノコ! 12のお話できあがり!」の中から、6つの物語を上演した。

 

野口さんの絵本CD


会場の入口では、色とりどりのキノコに仮装した「カッパランド一座」の6人が観客を出迎えた。開演前からわくわく感が高まる演出だ。こどもから大人まで幅広い年齢層の観客で会場は満席。


幕が明けると、絵本の世界が会場全体に広がった。ステージ後方と天井には幻燈絵が映し出され、それに合わせてアコーディオン、オカリナ、チューバ、ピアノ、パーカッションの各パートが演奏、丸子ようこさんの朗読でお話が進められていく。野口さん作の物語と音楽「月とビスケット」、「蜘蛛の巣ドレス」、「ブテッィク・ムーン」、「ミスきのこコンテスト」、「キツネのロウソク」、「夜の虹」を上演した。いずれの作品も「きのこ」がモチーフになっている。


「ミスきのこコンテスト」では、ツエタケ、ムラサキシメジ、アミガサタケ、キクラゲ、ハナビラタケ、ドクヤマドリの6種類のきのこに扮したカッパランド一座が音楽に合わせて舞台に登場し、観客の拍手の大きさで仮装を競うという演出で、会場は笑いと拍手に包まれた。

 

ミスきのこコンテストの一場面


「音楽の世界旅行」として、世界各地の映像を背景に、アコーディオンやオカリナで「夏の思い出」、「オー・シャンゼリゼ」、「オーソレミーヨ」、「アロハオエ」、「コンドルは飛んで行く」などを演奏するコーナーもあった。


最後は、全員で坂本九の「見上げてごらん夜の星を」を歌い、夜空の星とありがとうのメッセージが映し出された。

 


音楽:野口美紀、Mical、池田希、朗読:丸子ようこ、劇:カッパランド一座、絵:石田敦子、幻燈絵・映像:遊水

 

2017年7月14 日、広島市西区民文化センタースタジオ)(城所美智子)