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デジタルで撮影・制作された作品にフォーカスした国際コンペティション映画祭「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2017」が、7月15日から23日までの9 日間、埼玉県川口市のSKIPシティを中心に3会場で開催される。

本映画祭は2004年にスタートし、今回で14回目。メーンとなるのは「コンペティション」だ。長編部門、短編部門、アニメーション部門の 3部門で構成されており、本年は85の国と地域から、長編部門だけで600 本以上を含む合計810本のエントリーがあった。期間中はそのなかから初ノミネートとなったネパール映画の「ホワイト・サン」を含む長編12本、芸人として活躍するゴリが監督・主演を務めた「 born、bone、墓音。」を含む短編12 本、3人のアニメーション作家が砂絵などそれぞれの技法で映像化する出産を題材としたドキュメンタリーアニメーション「Birth- つむぐいのち」を含むアニメーション10本を上映する。その他、長編アニメーション上映やバリアフリー上映も行う。

今年は「飛翔する監督たち」と題した特集を組み、現在活躍する監督たちの映画のうち、この映画祭で過去に上映された作品(長編3本及び短編3 本)を上映する。昨年日本アカデミー賞で優秀賞6部門受賞など映画賞を席巻した「湯を沸かすほどの熱い愛」を監督した中野量太の作品で、2012年に SKIPシティアワード、観客投票第1位に輝いた「チチを撮りに」を筆頭に、2018年公開予定の「孤狼の血」の製作を発表した白石和彌監督作品も上映する。今となってはなかなか観ることのできないこうした情熱のこもった作品のために足を運ぶのも良いだろう。

SKIPシティのほか、7月16、17 日の2日間のみ、作品の一部を彩の国さいたま芸術劇場(さいたま市)とこうのすシネマ(鴻巣市)でも上映する。

(花田紫緒里)