映画マガジンONLINE

映画マガジンONLINE 映像コンテンツの最新ニュースとレビュー

早稲田文学フリーペーパーWBvol.17で「透明な手」(村田沙耶香)を読む。 早稲田文学1クチコミを見る 早稲田文学 2号クチコミを見る ...

加藤幹郎「夢見る映画 映画における夢の表象史」『映画の論理』(みすず書房、2005)を読む。**** クリスチャン・メッツの『映画と精神分析』以外に映画と夢を扱った真摯な研究書は見当たらない。映画史上、夢を主題にした最も古い映画の一つの『Let Me Dream Again(もう一 ...

『マチルダ』のストーリーを3幕構成で書いてみると次のようになるだろう。序:悪徳中古自動車セールスマン一家に天才肌の女の子マチルダが生まれる。マチルダは読書が好きで、どんどんと知識を吸収するが、家族はそれを受け入れず、学校にも行かせてもらえなかった。だが、 ...

魅力的な設定があれば、映画のフォームはひとりでに決まってくる。 ヴァンパイアの弱点は日光。どんなに恐ろしい目にあおうとも、翌朝になれば彼らの魔手から逃れることができる。だが、白夜の反対で、冬には決して陽の昇ることのない極夜(きょくや)が訪れるアラスカの地に ...

鏡にはその前のものをそのまま映すという機能がある。だから、鏡に映るべきものが映らなかったり、映るべきものではないものが映ったりすれば、それは異常な状態だということになる。異常な状態だからこそドラマが生まれる。呪怨 白い老女 [DVD] クチコミを見る 呪怨 黒い少 ...

『ウィッチマウンテン〜地図から消された山〜』(アンディ・フィックマン監督)は地球外生物と人間の交流を描いた作品だが、3組の追われし者たちを描いている。 ドラマにおいて、キャラクターが行動するためには、何らかの理由が必要である。何かを目指す者はそれに向かっ ...

笑福亭鶴瓶が過疎の村にある診療所の医師を演じる『ディア・ドクター』(西川美和監督)は、刑事による関係者の捜査と回想時制をシンクロさせながらストーリーを進行させるというスタイルが心地よい作品だ。 ヒューマンドラマでありながらも、ある種の謎を解いていく形式とな ...

 長澤まさみ主演の『群青』(中川陽介監督)は沖縄の孤島、南風原(はえばる)島を舞台にしており、ロケ撮影は沖縄県・渡名喜島で行われた。映画を上映する劇場には撮影に使われたロケ地の地図が備えられていた。映画を見た観客にロケ地を訪れてもらいたいという意図からで ...

パスカル・ロジェ監督の『マーターズ』は先ごろのフランス映画祭でも話題になったフランスのホラーである。近年のフレンチホラーは注目に値する。この作品は痛々しい鮮烈な残酷描写が注目されているが、実はこの映画の魅力は次々と展開していくストーリーにある。突然、銃を ...

中央公論Adagio15号(2009年6月)を読む。冒険家、植村直己の特集である。植村の半生と住んでいた板橋という土地がうまく絡められたすぐれた記事になっている。中華料理屋の三木家、東板橋公園など、行ってみたくなる。東京大仏で知られる乗蓮寺には植村直己の墓があり、詩 ...

↑このページのトップヘ